●最新お知らせ@ 「第拾七囘救丗濟氓日夲憂國慨丗之會」を平成二十二年十二月十三日に新宿において行ないます。 ●最新お知らせA 「期間限定古典武芸特別無料講習会」を平成二十三年一〜三月の隔週日曜日に行ないます。御興味のある人は下の要項ポスターを御確認の上申し込んでください。
「真っ黒の東京うどん何か人間の食うもんちゃうわ」 「東京ウドン食うとったら腹が楽太郎みたいなんのんちゃうか」 「たまに帰ってきて、こっちのうどん食べる度に思うわ。東京そばなんか食うとうもんはアホやて」(東京に出てきたばかりの若い関西娘の言) 「東京には出汁とる文化なんかないんやろ」 「東京のうどんや蕎麦を食べとったらウチのこんな綺麗な色白の餅肌がドス黒なるんちゃうか思て心配や。ホンマ大丈夫やろか」 「松崎しげるて、やっぱり東京出身なんや……(東京のうどんばっかり食べてそだったんやろ)」 「埼玉のどっかの醤油屋、うたい文句に『ウチの醤油や味噌は独特のうま味があり、出汁も必要ないぐらいです』なんて威張ってゆうとうけどアズマに出汁とる文化なんか元々あれへんかって、そのまま食うとったんちゃうのん。ほんまこのコマ(CM)には腹抱えて笑ろたわ」 「東京のうどんは醤油湯にうどんが浮いとうねんて」 「東京は天カスにお金とるねんて。えげつなー」 「東京で狸注文したらうどんか蕎麦かと聞いてきよって、『狸ゆうたら蕎麦に決まっとうやろ』ゆうたら変な顔して、真っ黒の天カス蕎麦もってきよって、ほんまびっくりしたわ。そんなもん気持ちわるーて、しょっぱーて食べれるかいな」 「東京の狸は薄揚げが入ってへんやないか」 「東京うどんには蒲鉾が入ってへん」 「東京は出汁があかんから七味でごまかしとんや」(註 我は一味を遣い、出汁に自信がある店が好きである) 「東京うどん蕎麦の薬味の葱はなんで捨てる白いとこばっかりつこてるんやろ。アホちゃうか」 「稲庭なんか食べとったら脳溢血で死んでまうんちゃうか」(註 確かに東北には高血圧が多いです) 「稲庭は麺を伸ばして造るねんて。そんなんうどんとちゃうやんか」(註 基本的にうどんは折り返しねって造り、そうめんは伸ばして造ります。刀剣で譬えると、外国の刀剣は素述べや鋳造で造るので地肌はなく、よってもろい。日本刀は折り返し鍛練するので美しい独特の地肌と腰の粘りがあります) 「讃岐うどん? そんなもんあっかいや。ジャコで鰹に勝と思とんが厚かましいんや」 「讃岐ゆうたらうどんに醤油掛けてたべとんねんて」「そんなアホな。ホンマかいや」「ホンマやでー」「そらちゃっとしょぼいんとちゃうか」 「讃岐は醤油かけて食べる? しょうゆうのんありかい(^0^*」 「讃岐は胡麻入れてごまかしとうわ(^0^*」 「讃岐は生姜入れる? しょうがないなあ(^0^*」 「こっちはお客さんやのになんでうどん玉湯掻いたり、出汁注いだり、食器片づけたりせなならんのや。サヌキゆうのんはサービスヌキか(^0^*」 (我もユースホステルは嫌いですが、うどんのセルフ方式には何方かと言えば賛成です。美味しくて安ければの話しですが) 「讃岐うどんには箱寿司がついてないやないか」(確かに大阪うどんには穴子の箱寿司が良く合います) 「讃岐うどんの薬味は生姜やて。サヌキゆうのんはサビ抜きかい(^0^*」(讃岐におけるにぎり寿司にはちゃんとワサビがつくので誤解なきよう) 「うちの餅肌はこっちのモチモチうどんで出来たんや。讃岐うどん食べたらこわごわ肌なるんちゃうか。そんなんいやや」 「うちは柔かいおうどんさんがすきやねん。讃岐うどんの固いのん噛み切ろ思て、グキッと噛んだら一度歯が欠けた事があんねん」(註 これは大げさで、恐らく捏造です。いったのは歯のとても綺麗なお嬢さんでした)
「こちとらお客さまなんやぞ。生姜擦らしたり、葱刻ざましたり、これじゃあサヌキやのうてテヌキやろ」(なんども云うように我はうどんのセルフ方式は決して嫌いではありません。生えている葱を採って刻んだりは一度やってみたいと思っています)
「本格手打ち讃岐うどん……略したら本格テヌキうどんやな」(変なところで略しては行けません)
昔の神戸にはこんな風に言って他国うどん蕎麦を小馬鹿にして排斥し、上方うどんを愛し護っていた者が多かった(我が言ったのではないので注意してください。関西女性の発言が多く、我はその発言を採録したのみです)。それが今では上方にもかなり東京系そば屋はあるし、また讃岐うどんが多く入ってきてかなり押され気味なのは非常に不思議ではある。それは恐らく本来の最上級の上方うどんの名人芸は余りに秘伝が多すぎ、多くが既に失伝してしまった為と考えられる。当HPはその幻の上方うどんの本質を追求し、その復活を意図するものであります。上方うどんに興味のある方、特に情報をお持ちの方の連絡を期待します。 [管理人識]
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