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論説15「立ち食いとセルフ」 讃岐うどんには一般店とセルフ系があり、そのセルフにも色々ランクがあるようであり、細かく分けるともっと多くなるが、大まかにはその二者に分けられる。これは関西の一般店と立ち食い系の差異に例えられるだろう。ただ立ち食いといっても今日では純粋に立ち食いと言える店は結構少なくなり、狭いながらもある程度の椅子を設置する店が多い。だからこの分別も讃岐と同じくセルフ系と分類するのが良いのではないかと思う。讃岐うどんも一般店はある程度の値段になるのと同じに関西系の一般店も同じである。一般店には一般店の値段があるから致し方ない。関西系のセルフ系も追求したいが神戸のセルフ系はろくな店がない。大阪系の場合麺は駄目だが出汁は良い店はある程度あるようである。これが麺もよくて出汁も良い……、そして値段が安いという店が理想であり、探求したいが今のところ余りない。強いて言えば神戸駅グルメプラザの杵屋か、野田の戎屋くらいだろうか。もっとレベルの高い良い店はないだろうか。探求してみたい。
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