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焼肉屋「満月」の前のたこ焼き屋によってみた。ここは特に屋号はないようす。近隣駅で呼べば「西元町のたこ焼き屋」という所だろうか（※）。しかし住所は北長狭通だからややこしい。余り深く考えないようにしよう。八個で二百円の出汁たこ焼きを頼む。だしに漬かったたこ焼きが出てくるのをソースを塗って食べる。チューブ式でないのが残念。フリカケ系はカツオ粉、青海苔、一味と充実している。ある意味では初めて神戸たこ焼きでカツオ粉がでてきた。出汁は独特の味で昆布系？と思われたが、わからない。カツオの味がなく物足りないと思ったが、考えてみればカツオ粉をかける事で補填されるという事であるのかも知れない。「ビール二百円」とあり、安いのでそれを頼んだら発泡酒だった。発泡酒は発泡酒でよいのだけれど「ビール」表記は些か頂けない……しかしアル添調味料味付け酒を「清酒」というが如し、スポーツ殴り合い格闘競技を「実戦空手」と云うが如しであるのかも知れない。
少し気になったのはソースがハケ塗りという点を含めて、青海苔などもお好み焼き用のアイテムという感じもする（ここはお好み焼きもやっている）。余り考えずにソースを塗って食べたが、この店のスタンダードや推奨する基本方針であるのかどうかは不詳である。
※ 「神戸たこ焼き」のホームページで店名が「里村」である事を調査された記録が発表された。
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